【完】最期の嘘



さよならさえ上手く言えずに微笑んだ
傷付けてはその度僕も傷付いて


狡い僕はいつでも君に嘘を重ねて
それを優しさだとただ押し付けました…



暗い闇もがいてる僕はアネモネの花
近いようで何より遠かった

儚くも芽生えてく君への想いは
そっと音もなくただ咲き誇る



次に君を街角で見かけた時は
どうか僕を忘れて幸せでいてね


そう思う頭とは裏腹に心は
忘れられることは何より辛いのです…



再会を望む僕酷いことをしたのに
嘘をつき誰より遠ざけた

切なくも募ってく君への想いは
ずっと光りもなくただ枯れていく



いつかまたそのうち
笑顔の君と巡り会えるとただ信じて
最期の嘘は涙で途切れた



深い闇もがいてる僕はアネモネの花
近いようで何より遠かった

儚くも芽生えてく君への想いは
そっと音もなくただ……