…ふーん、優太さん、なんだ。
美恵は二人の様子を交互に見、紅茶を口に含みながら思う。
「まあ、恋愛に燃え過ぎない程度に愛し合いなさい。」
「お互い様。美恵、ハイジといちゃつき過ぎ。」
礼治は一瞬だけふっと笑い、再び甘いコーヒーか何かさえ分からない代物を飲んだ。
「汐ちゃん、礼治はいい奴だからよろしくね!」
もし、なんだかごちゃごちゃしたことがあるなら、私がこの二人の関係を切らせる。
バンドの仲間として、長い付き合いで尚且つ、兄のような存在の礼治。美恵はただ、そんな礼治を守ることを胸に決意した。
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