どくんどくんどくん・・・



ユキの鼓動と僕の鼓動が重なる。


ソファの上で、ぎゅっとユキの体を抱きしめた。

体が熱くなる。



僕らは、大人のキスをした。



ユキの舌がこんなにも柔らかくて気持ちいいなんて・・・


目をつぶって、何度もキスをした。


「あ・・」

ユキの吐息が漏れる。


僕は、ユキの胸に手を置いた。


ユキは、恥ずかしそうな顔をした。



制服の上から胸を触った。


もう自分が抑えられない。


僕は、この一瞬一瞬を一生忘れないだろう。




僕とユキの長い歴史の大切な1ページになることだろう。





その時、ユキの携帯のバイブの音が響き渡った。


一瞬僕らはドキっとして離れた。



「あ、ごめんユキ。もう遅くなるから帰らないとな。」


僕は高鳴るドキドキと、自分の興奮を必死で抑えた。


「あ、うん。ごめんね・・」


ユキは乱れた制服を直しながら立ち上がる。


乱れた髪を直してる。

その姿に、また僕は興奮し、押し倒したい衝動に駆られた。