「ねえ、 私はいつまで 此処に居なきゃ いけない訳?」 「・・・ 不満か?」 俺がそう言うと 姫は・・ 「・・不満か? ですって? 当たり前でしょ!? いきなり眠らされて 目が覚めたら こんな何もない 牢獄の中!! しかもこの牢獄は 魔法が使えないから 逃げ出すこともできない こんなの不満 ありまくりに 決まってるでしょ!!」 姫は言いたい事を 全て言ったのか 真っ直ぐな瞳で 俺を見てきた