ただ、ただ 欲しいのです ――ふらふら、ぶらぶら 揺れるような淡い想いが ――じりじり、ひりひり 焦がすような甘美な痛みが 小さなこの胸を支配して 堪えきれない歯がゆさに 僕は涙を零す そんな愚かな感情を 愛しい刹那な永遠を ただ、ひたすら 求め続けているのです