横目でチラリと様子を窺う。 あれ、この子どこかで見たことあるような……? 「おい、いい加減気付けよ」 「だ、大介?」 なんで大介がここに? 大介のシーズン初戦は、第三戦の中国大会のはず。 ここにいるはずがない。 「まさか、出場する大会を間違えたのか?」 「いくらタクさんでも怒るぞ」 「そうだよな。大介もこう見えて、もう高校生だもんな」 「……それってどういう意味だ?」 大介の眉間が寄る。