…………… 耳をつんざく笛の音と 闇にちらつく火の粉が浮かぶ 神がかった境内の上 かがり火のスポットライトを浴びて 誰もの視線を集める中 ただあたしは その目を捉える 鈴を鳴らす 夜に舞う もっともっと あたしを見ればいい あたし以外を 見なければいい その睨み付けた視線は あたしだけのものであればいい。