「遅いぞ!」
「あっああ、ゴメン」
…って、オレ、何で謝ってんだ?
家を出たのはいつもの時間。
なのにアイツは家の前で、本を読んで待っていた。
「…ちなみにいつから待ってた?」
「十分ぐらい前だ。待ち合わせはそのぐらい早目に来た方が良いんだろう?」
「えっ? いつ待ち合わせしてたっけ?」
そう言うと、アイツの顔が真っ赤に染まった。
「いつだっていいだろう! それより行くぞ! 学校に遅れる!」
叫ぶなり、オレの手を掴んで早足で歩き出す。
…ヤレヤレ。今日も一日がはじまる。
「あっああ、ゴメン」
…って、オレ、何で謝ってんだ?
家を出たのはいつもの時間。
なのにアイツは家の前で、本を読んで待っていた。
「…ちなみにいつから待ってた?」
「十分ぐらい前だ。待ち合わせはそのぐらい早目に来た方が良いんだろう?」
「えっ? いつ待ち合わせしてたっけ?」
そう言うと、アイツの顔が真っ赤に染まった。
「いつだっていいだろう! それより行くぞ! 学校に遅れる!」
叫ぶなり、オレの手を掴んで早足で歩き出す。
…ヤレヤレ。今日も一日がはじまる。