ガラーーーーーーーー



扉が開く音を聞くとみんな固まり


一瞬たりとも動かない。



緊張した空気のせいなのか



背中から冷や汗が吹き出ているのを感じる。



今度は犯人達は何をするのだろう。



何をするのか分からないから、怖い。



1秒が長く感じる……



だが、入って来たのは



犯人達の姿ではなく早川先生、



ただ一人の姿だった。



先生を乱暴に中に入れると



ビシャンーーーーー!!



と勢い良く閉められた。