安井さんも
運転席に乗り込み
エンジンをかけると
「理子さん、
今、着てはる着物、
とてもよう似合てはるけど、
脱いでまってもエエやろか?」
ニコリと笑顔を私に向けた。
「えっ!? ぬ、脱ぐんですか?!」
思わず、手で胸元を押さえた。
「ははっ、大丈夫、
ここで脱げとは
言わんから
これから行くカフェに付きおうてまうためにちょっとショップ寄るから」
良かった。
ちょっと不安になったから。
安井さんは
ハンドルを握り、
アクセルを踏み、
地下駐車場を出た。
「ゴメンな、せっかくの着物姿なのに…」
運転しながら、
私に謝る安井さん。
「い、いえ…
あの、…
安井さん、言葉…」
「あー、何か、理子さんの前では、自然に出てしもうたわ
まぁ、気にせんといてな」
「ふふふっ…」
何だか不思議なヒトだな、と思い、
笑ってしまった。
ちょうど赤信号で車が止まり、笑った私を見て、
「やーっぱ、理子さん、
笑った方が可愛いやん、
さっきまでの
暗い顔とはえらい違いやわ」
と、
うんうん頷きながら
進行方向を見た。
自分でも驚いた
そんなに、
暗かったんだ…
運転席に乗り込み
エンジンをかけると
「理子さん、
今、着てはる着物、
とてもよう似合てはるけど、
脱いでまってもエエやろか?」
ニコリと笑顔を私に向けた。
「えっ!? ぬ、脱ぐんですか?!」
思わず、手で胸元を押さえた。
「ははっ、大丈夫、
ここで脱げとは
言わんから
これから行くカフェに付きおうてまうためにちょっとショップ寄るから」
良かった。
ちょっと不安になったから。
安井さんは
ハンドルを握り、
アクセルを踏み、
地下駐車場を出た。
「ゴメンな、せっかくの着物姿なのに…」
運転しながら、
私に謝る安井さん。
「い、いえ…
あの、…
安井さん、言葉…」
「あー、何か、理子さんの前では、自然に出てしもうたわ
まぁ、気にせんといてな」
「ふふふっ…」
何だか不思議なヒトだな、と思い、
笑ってしまった。
ちょうど赤信号で車が止まり、笑った私を見て、
「やーっぱ、理子さん、
笑った方が可愛いやん、
さっきまでの
暗い顔とはえらい違いやわ」
と、
うんうん頷きながら
進行方向を見た。
自分でも驚いた
そんなに、
暗かったんだ…

