「・・・・・ホントに、会うだけよ・・・」
パパとママの顔が明るくなる。
「リコ・・・」
隣に座るお姉ちゃんが、私に重ねていた手をギュッと握る。
お姉ちゃんの方を向き、少し顔を緩ませて無言で頷いた。
「じゃぁ、今度の日曜日、何も予定入れないでね。先方さんに、連絡いれておくから。」
「理子、受けてくれて、ありがとう。
その日はパパは一緒に行けないが、またどうだったか、教えてくれよ。」
ソファーから立ちあがり、私の傍に寄って、頭を優しく撫でて、リビングを後にした。
「おやすみなさい、パパ」
その後を追うように、ママもソファーを立ち、
「二人とも、早く休みなさいね。」
私の肩に手を置き、優しい眼差しを向けてから、リビングを出た。
「「おやすみなさい」」

