1時間と少し走って、海の近くの水族館と隣接するフィッシュマーケットが見えた。 「さぁ、着いたよ、リコお嬢様」 晃一さんは運転席を降りて、助手席のドアを開け私に手を差し出してくれた。 「もー、お嬢様は、ヤメてくださいよぉ」 口を尖らせながらも、晃一さんの手に私の手を重ね、車を降りた。 ≪晃一さんの手、すごくあったかい・・・≫