20分ほど、経った頃、 手術室から看護師さんが、急ぐように出てきて、俺たちに言った。 「島田さんの御家族ですね。 美和さん・・・出血が、ひどいです。先生も手をつくしておられますが、万が一の時の覚悟をなさってください。」 「わぁぁぁぁっっ・・・・」 お義母さんが、研二くんの腕の中に、崩れる。 そこへ、待合にいたお義父さんが、戻ってきて、 俺は、看護師さんの言葉をお義父さんに伝えた。 お義父さんは、お義母さんの隣に座り、お義母さんの体を支え、涙をこらえていた。