会いたくて、会いたくて仕方が無かったヒトが目の前にいる。
晃一さんは、全てのことを私に話してくれた。
パーティー会場にいた彼女とは、婚約はしないこと、
社長就任の準備が忙しくて、私に連絡出来なかったこと、
美和さんの代わりなんかじゃなく、
私を・・・好きだということ・・・
私も、言わなくちゃ、私の気持ち・・・
「晃一さん、私、晃一さんに会いたくて、会いたくて・・・
安井さんに、諦めた方がイイって言われたけど、
そんなの、全然ムリでっ、
会えなくて不安だったけど、やっぱり気持ちは抑えられなくてっ・・・」
隣に座る、晃一さんが、少し笑ってる?・・・
え?私、なんか、変なこと言った?
「あぁ、ゴメン、ゴメン、可愛くて・・・」
私が真剣に言ってるのに、笑うなんて、
少し口を尖らせて、晃一さんを見た。
私の肩を抱き寄せ、
「リコ、愛してる・・・これからもずっと、俺と一緒に歩いてくれる?」
えっ?!
それって、もしかして、もしかすると・・・?
キョトンとして、晃一さんの顔を眺めた。
「イヤかい?」
不思議そうな顔で問いかける。
「・・・と、いうか・・・それは、プ、プロポーズって思っても?」
突然の言葉に、戸惑いを隠せず・・・
「それ以外、ないんだけど・・・な」
優しい目をして私の頬に手が触れる。
「はい・・・・」
触れた頬が熱くて、
その手に私の手を重ね、静かに頷いた。

