――― クリスマスパーティー当日
お姉ちゃんと二人、
パーティードレスに身を包んだ。
お姉ちゃんは、黒とベージュの2種のレースを重ねた
胸元で切り替えてあるキャミソールタイプの
ワンピースドレスにペールピンクのショール。
私は、優しい色合いのグレーの
サテンのティアードドレスに
黒のシフォンボレロ。
二人とも、髪はアップにし、少しおくれ毛を残し、カールさせた。
毬子さんのお宅の門に、
ウチの車が入って行った。
玄関に横付けされ、運転手の堺さんがドアを開けてくれた。
後部座席を降り、
二人で顔を見合わせ、
「リコ、行くわよ」
まるで、戦闘開始の合図のように、お姉ちゃんが囁いた。
晃一さんに会えるのかな・・・・
パーティーへの緊張と不安が入り混じった気持ちになった。

