「私も証明するわ、
リコは、今、とっても大好きなヒトがいるの。
その、安井さんが入り込む隙などないくらいにね」
絵理が助け船を出してくれて、
彼女は、なんとか納得してくれたよう。
「ね、紗代さん・・・だったわよね?
歳、いくつなの?」
たぶん、私たちよりは少し年下?だろうと思って聞いてみた。
「先日、20歳になりました。」
「そうなんだ。学生さん?」
絵理も、気になったのか、聞いてくれた。
「はい、短大通おてます」
「京都よね?」
「はい、梅花学園短大です」
「えぇぇぇぇーーー、梅花っていったら、超お嬢様大学じゃん!」
絵理の目が、目が飛び出るかと思うくらいの大きさになり、叫んだ。
「ちょ、っと、絵理ー」
絵理は慌てて、口に両手をあてる。
「ゴメン、ゴメン」
「紗代さん、
安井さんのこと、諦めないで想い続けてね
私も、好きなヒトのこと、諦めたくないから・・・」
「はい、えっと・・・」
「高木理子よ、彼女は、若園絵理。」
「理子さん、今日は、すみませんでした。
お詫びついでに・・・
連絡先、教えてもろてええです?
家に戻ったら、京都の美味しいモノ、送ります」
お互いの携帯で赤外線の送受信をして、
彼女は、丁寧に私たちにお辞儀をしお店を後にした。

