「聴こえてるよ」 彼を見ると 声が出くなっちゃう 顔が赤くなっちゃう 手に汗を握っちゃう 体が固まっちゃうのは当たり前 でも今はそれだけじゃない 「俺にはお前の声が聴こえてる」 「お前が好きだ」 伝わってた 伝えるすべは言葉だけじゃなかった 好きが溢れてたから 私の好きを彼は気付いたんだ 彼は私の言の葉を待てなかった きっと自分の好きも溢れたと思うから