制服のニオイは恋の予感

先生の手は、5を通り越して、8


ガーン…


私はガッカリ


席に戻る若村君を見た


「俺、8だった」


「私、5…」


会話終了


もう、いいや…と思っていた時、ふと黒板に目をやると、5のところに名前が書かれていた


私は目を凝らした



若林遥
藤澤大貴


だ、大貴と?


嘘…マジ勘弁してよ〜