見るからに平凡なおじさん。 こんな人がキャバクラに来て、女の子に金を注ぎ込む。 変なの。 なんで、こんな場所に? なんで、あたしたちに? 「満月ちゃん?」 「…あ、すいません」 せっかく働いた金なのに、女に使うなんて馬鹿みたい。 「満月ちゃんはさ、何歳?」 「18です」 美咲さんが他の卓へ行ってしまい、あたしとおじさん二人になった。 「じゃあ、丸々20歳違いだね」 20歳…………38? 「…38ですか?」 頼んだオレンジジュースを飲みながら、あたしが呟く。