男子寮のお姫様☆〜ユヅキと執事と4人の王子〜



泣いて


泣いて



あっちゃんが長期休みで帰ってきた時だけ

笑って



戻った後はまた泣いた






そんな二年後の三月


ーーーーーあっちゃんは17歳、私は15歳になっていたーーーーー



あっちゃんは春休み帰れずに


いつものように暗い部屋のベッドで過ごしてた私に




部屋へ入ってきた松井が




「優月様、早く荷造りを」



「なんの話……松井?」



松井の話は口数が少なくていつも分かりにくい



バッ



松井は私の前に書類を差し出した





『入学届け



沢野井 優月 様



私立秀明館男子高等学校 』





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