「お前らおせーよ」 「ごめーん」 校庭に出るとバッティングボックス立ったタカラがこっちに言葉をとばした 「うっせぇ」 これはアリスザカ タカラはアリスザカの態度に顔をしかめながら向かってきたボールをきれいにバットで捕らえた カァンン 気持ちのいい音が響く 「タカラすっごーい!」 「……あ、あれくらい誰だって打てんだろっ」 ふと校庭の角に目をやると 松井が制服を着て鞄を持った状態で直立不動 もしかして私の練習が終わるまで待ってるつもりなのかな? か…帰っていーのに……