男子寮のお姫様☆〜ユヅキと執事と4人の王子〜



辛そうに眉をしかめている(まあいつもこんな感じだけど……)



でも松井は私に話したくないみたい



それでも松井は一旦逸らした視線を私に戻し


少し切なげに




「ここに来た理由は……あなたにお仕えする為です」

はっきりそう言った




んん?



どういうこと?



私の為?




私の頭には疑問ばかりが浮かび上がり


続けて質問しようと口を開きかけたけど




「さ、課題の続きをやりますよ」



この話は終わりとばかりに私を促した





疑問の追求を諦めた私の耳に入ってくる松井の英文の発音は


確かに流暢だった