男子寮のお姫様☆〜ユヅキと執事と4人の王子〜




決まりの悪そうな顔をする松井を引っ張って庭のプール脇の日傘の下で課題の教科書を広げた



途中で飲み物を持ってきたお手伝いさんが私達を見て




「そうしていらっしゃると松井さんも年相応に見えますね」



クスクス笑って戻っていった


それを見た松井は無言で少し眉をしかめただけだった




冷たく冷えたカフェオレを飲んで少し休憩




「松井って……ここにくる前は何してたの?」



「……そんな事をお知りになりたいのですか?」



訝(いぶか)しげな顔で返される



「うん!」


力強く返事すると松井は面食らったような顔をした