「言ったじゃん?上手く言ったらご褒美ー…」
「あ、あー…」
言ってたかも……
「思い出した?」
先輩は聞きながら私の手を取り
浮かべていた小悪魔スマイルは色っぽい流し目に早変わり
「う…うーん……?」
妖しげな雰囲気に私が目を逸らすと
「ダメじゃん?忘れちゃ…約束したのにさぁ?」
わざわざ逸らしたのに瞳を除き込んでくる
(近い!近いよっ)
近くで見るとユウキ先輩はホントにかわいい顔をしてる
まつ毛パッチリ大きな瞳
やわらかそうな肌
(あっちゃんよりかわいいかも……)
ただその眉は意志の強さを表すようにキリッと上がってた



