男子寮のお姫様☆〜ユヅキと執事と4人の王子〜



「弟だったら似てるのかと思って……つい覗き込んだ……」



私が幸せを噛み締めていると


あっちゃんの名前を口にした渡来先輩様は


不思議そうに私を見た


「……なんだその表情?」


松井が私を肘でガッと突き

慌てて



「知りません!
オレはその亜月とか言う素敵な名前の人とは全然関係ないです!!」


(あっちゃんゴメン(泣)

心で泣きながら否定した




ワタライ先輩は私の必死の否定に少し引いて



「………分かった」



短く答えた



そして腕の時計に目をやり

「チッ 時間を喰ってしまった……ついて来い」



   ★★★