男子寮のお姫様☆〜ユヅキと執事と4人の王子〜




「本来なら学期半ばの部屋の移動は許可しない 空き部屋は何室かあるが、例外を作ると必ず不平不満を言う者が出てくるからな」




とりあえず私の部屋替えをよく思ってないらしい……このメガネ


「……はい」


でも退学したくない私は素直にうなづく




「同室の者と上手くコミュニケーションを取り共同生活を過ごす事も寮生の学ぶところだ

社会に出て生活する上で必要な能力だからな」



「……はい」



くどくどとお説教を続ける寮長




(私だって……)


(相手がアリスザカじゃなかったら……上手くやってたよ)



くちびるをかみ締める私に




「まぁ……今回は大変だったな」



寮長は新しい鍵と部屋替え申請書を渡してくれた