「本来なら学期半ばの部屋の移動は許可しない 空き部屋は何室かあるが、例外を作ると必ず不平不満を言う者が出てくるからな」
とりあえず私の部屋替えをよく思ってないらしい……このメガネ
「……はい」
でも退学したくない私は素直にうなづく
「同室の者と上手くコミュニケーションを取り共同生活を過ごす事も寮生の学ぶところだ
社会に出て生活する上で必要な能力だからな」
「……はい」
くどくどとお説教を続ける寮長
(私だって……)
(相手がアリスザカじゃなかったら……上手くやってたよ)
くちびるをかみ締める私に
「まぁ……今回は大変だったな」
寮長は新しい鍵と部屋替え申請書を渡してくれた



