男子寮のお姫様☆〜ユヅキと執事と4人の王子〜




私の言葉むなしくにらみ合いを続ける二人の間に


ユウキ先輩の手がスッと入ってきて



私を抱きしめるようにギュッと腕を体に回し二人から引き離す



「せっちゃん…!」


「………っ!」



驚く二人を見てニヤッと笑い私の耳元に口をつけ囁く小動物



「着替えたら食堂に降りておいで?」


「は、はい……」




この人って見かけは小動物なのに


けっこう……大胆不敵




「ユズキっお前っ少しは嫌がれっ!」


バッとユウキ先輩から私を引き離すアリスザカ


(何そんなに焦ってんの?)

(お前の方が危険だっつーの!)



松井も顔をしかめ

ユウキ先輩の触れた私の肩や背中辺りをパンパンと叩きだす