ジロッと私を睨んだ メガネが光りに反射してキラッと光る 「さ、沢野井 優月です!」 焦って松井の様に自己紹介すると 「沢野井……月…?」 ワタライ先輩はブツブツと私の名前を繰り返し もう一度私を見た ジックリと…… そして 一歩二歩と私に歩み寄って 目の前に来るとかがんで私に視線を合わせた (ち、近いんですけどっ!?) 間近で見る ワタライ先輩の顔は怖いというよりも綺麗だった 均整の取れた顔立ちにメガネの奥の涼しげな瞳 はっきりいって女子校育ち 男の人に免疫なんてある訳がない!