男子寮のお姫様☆〜ユヅキと執事と4人の王子〜




「このまま部屋替えを期待していても、邪魔されているのなら申請が通る可能性は低いですし」



「女性と知られたまま、あの有栖坂と部屋を共にさせるわけにはまいりません」




松井は私を断固として家に連れて帰るつもりらしい




(どうしよう……)


松井に言わなきゃよかった……



「とりあえず寮に戻りましょう」



促す松井の後を肩を落として歩く


とぼとぼと歩いて校門の近くまで差し掛かった時





「ユっヅキちゃ〜ん♪」



遠くから叫び声と走ってくる音が聞こえて


振り向く前に手を掴まれた