☆☆☆
寮に入ると
分かってはいたけれど
周りは
男、男、男……
こんなに男の人を見たのは初めて
気後れしつつも
「早く」
冷たく(まあいつも口数少ないけど)促す松井に付いて行く
「どこ行くの?」
そう言えばこの後どうするか知らない……
松井に並んで聞いてみると
「寮監室だ」
「……そんな事も把握してなかったのか?」
呆れたように見下ろされた
(こ……こいつ…)
なんか腹立つ!
松井のクセに……
でも実際、松井がいないと何も分からないからグッと怒りを抑えて歩いていると
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…