『葵・・・これだけ言っておくね?何悩んでるのかは知らないけど・・・・・・いつでも俺がついてるから』
『咲兎・・・・・・』
『葵には悩んでるのなんか似合わないよ、思い立ったらすぐ行動!・・・だろ?』
咲兎の元気付ける声が心に沁みる・・・・・・
そっか、そうだったね
何を考え込んでいたんだろう・・・
封印する事が出来ないのならば封印する方法を探せばいいんだ
平成でダメなら・・・戦国で
『うん!咲兎ありがとう・・・私、頑張ってみる!』
『葵なら大丈夫だよ!頑張れ!』
咲兎には助けられてばかりだ・・・・・・
今度改めてお礼しなきゃ
私は咲兎との電話を切ると、おじいちゃんが居る居間に駆け込んだ
『おじいちゃん!私・・・やっぱり戦国に行く!』
『いきなり何を・・・』
『私・・・やっぱりほっとけないよ!お願い!おじいちゃん!!』
私が頼み込むとおじいちゃんは目を閉じて考え出した
心臓が音を立てる・・・
『・・・ふぅ。葵がそう言うなら仕方あるまい・・・ただし、無理はするなよ』
私は思ってもみなかった言葉に目を見開いた
『ありがとう!』
私はそう言うと急いで自分の部屋に戻った
昨日は何も持ってなかったから今回はちゃんと持って行かなきゃだよね・・・?
私は家の中を走り回って戦国に行くための準備をした
リュックの中に
懐中電灯と携帯、非常食に咲兎に貰ったクッキーとライターなどを入れ込んだ
『よし!準備完了!』
私はクローゼットの前に立って深呼吸をした
ゆっくりとクローゼットを開く・・・・・・
いざ、出陣!!
私は勢いよく鏡道をくぐった


