「―――はぁ……」



思いっきり酸素を取り込む。





あたしは小悪魔に視線を向けた。





「……蒼空?」


「…………」



呼び掛けてみても、何も言わない。





「蒼空……?」


「…………」



だけど、何も言わない。




「そっ……」



バンッ!!