その他
完
- 作品番号
- 338338
- 最終更新
- 2011/10/20
- 総文字数
- 3,949
- ページ数
- 21ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 2,308
- いいね数
- 0
*Special thanks ・ あたしのみかん*
パンダオサコ様
いいよ様
NANA様
長月一花様
キミエ様
如月蜜様
桜坂爽様
朝霧烈火様
東雲葵様
*Special thanks ・ あたしのおコタ*
ユウ様
黒雪様
壱川かのあ様
香純様
ペンコ様
桃色メロディー様
ありがとうございました☆
この作品のレビュー
不揃いな橙色の果実は 冬の景色によく馴染む。 暖色、一点。 冷たい外気に精一杯耐えて、甘味をその実に蓄えて。やがて「あたし」の家に、タダ同然でやって来た。特売で、叩き売られてやって来た。 「あたし」、みかんと待ちぼうけ。 待ちぼうけ 待ちぼうけ。 同情で買ってきたみかんは、やがて「あたし」の同志になる。ひとり寂しさを飼い馴らす部屋で、ただひとつ、寄り添う存在となる。 ◆ もの言わぬみかんがころんと転がった瞬間…あなたは、そこに何を見ますか? もう一作の『ロンリーロンリー』と合わせて、ぜひ今、この乾いた空気の中で読んでいただきたい作品です。 詩のような、歌のような心地好いリズム感。誘う風にふんわりと乗せてしまいそう。 けれど、決して軽くない。 読後、いつまでも胸の奥に残ります。 ――ぜひ!
この作品の感想ノート
東雲葵さん
こんばんは。。。。どうしましょう、笑いと涙が止まりません(もう、かなり滑稽な顔になってること間違いなしです)
立て続けに読んで頂けた上に素敵なレビューまで・・・!!!
今日あったブルーな出来事がふっとびました
もしかしたらこのサプライズを一層かみしめるための神様の悪戯だったんじゃないかとさえ思えてきました
うまく表現できないくらい、大感激です^^*
叩き売られたみかんが同志になる・・・斬新な着眼点に目からぽろっとウロコが落っこちました
うまいです、なるほどですよ
実際、書くきっかけになったのが不格好なみかんと滑稽なあたしが共感したからなので、コメント拝見して嬉しくなりました
誰かに共感してもらえるとくすぐったいような幸福感に包まれます
だから書くことを止められないのかもしれませんね
東雲さんのおかげでとてもとても幸せな一日の終わりを迎えることができました
あたしも大好きです☆←
たくさんの優しさをありがとうございました^^*
ハラグロさん、こんばんは。
立て続けにお邪魔してしまってごめんなさい。ころんとしたみかんと「あたし」の物語、不器用で不揃いなかけら達が散らばっていて、胸に染みました。
「言葉」は人間の特権なのに、たまに言葉なんて無ければいいのに、と思ったりもします。相手に気持ちが届かない時や、踏み込めない時など。…もどかしいですね。
ハラグロさんの紡ぐ言葉のリズムが、とても心地好いです。何て言えばいいんでしょう…好き、です。(いきなり何を言って…あぁ、ごめんなさい。)
心の穴をひとつ、埋めていただいたような気がします。温もりをありがとうございました。
桜坂さん
お返事が大変遅くなってしまい、誠に申し訳ございませんでした。
心を置き換えながら読んでくださったからこそのご感想、とてもとても嬉しかったです。
その上レビューまで頂き・・本当にありがとうございました。
みかんとポテトチップス!
衝撃でした。
私たちが知っていて誰かが知らないこと、誰かにとって余り前のことが私達にとって驚きであり新鮮なこと。
当たり前のことかもしれないけれど、なんだか胸に軽く電流がはしりました。
マシュちゃんの童話でも感じましたが、桜坂さんの人生は深く豊かな色彩の中にあるのですね。
お人柄や作品の原点に触れられたようで嬉しかったです。
本当に、本当に、ありがとうございました。
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