*パパはヤンキー高校生*






「いとこなんだぁ~!!…あ!まさか、転校初日に1年生にちょっかい出してたって言うのは、瑠華ちゃんの事?」


「まぁ~、そんなとこ」


「そうだったんだ~!」



先輩、なんかスッキリした感じで笑ってるよ…。



「ところでさ、……」


突然、刹那さんがつぶやいた。


「2人とも、これから行くとこないのか?」


「え?ないけど……ね?瑠華ちゃん」


先輩が、私と目を合わせて言った。


「な、ないですけど……」


「なら……」



まさかだとは思うけど、この流れは………。




「俺が飯作ってやるから、家来いよ」




きたーーー!!

何考えちゃってんの刹那さん(涙)


「いやでも、悪いよ~!」


「そ、そうですよ!!」


先輩!お願いもっと言ってやって!!


「いや、どうせ俺と瑠華は帰る家一緒だし、今日は瑠華の両親がいないからな。飯食べる時の人数は多い方が楽しいだろ」


ヤンキーがそのセリフ言いますか?!

しかも何気に、「帰る家一緒だし」とか爆弾発言!!



「そうなの?……なら、お邪魔してもいいのかな?せっかくのお誘いだし…」



せんぱーーい(涙)




こうして、変なメンバーで我が家へ…。

どうなっちゃうのよ!!