「瑠華ちゃんは、兄弟とかいないの?」
「私は、一人っ子なんです!確か先輩は、お兄さんが居るんですよね?」
「よく覚えてたね!」
「はい……////」
この間、送ってもらった時に先輩が、お家のこととかいっぱい話してたから、覚えていた。
先輩と話したことなんだもん!
ぜ~んぶ覚えてるんだから///
「なんか嬉しいなぁ、そうやって覚えててもらって」
「え///あ!わ、私!記憶力だけはいいんです!ハハハ~」
って、何言っちゃってんの私!
いきなりの言葉で、ちょっと動揺してしまった。
「そうか!瑠華ちゃんは、記憶力がいいんだね!んじゃ、テストとかも余裕なんだろうね~^^」
「え、えぇまぁ…^^;」
先輩、本当に天然かも…。
でも、そんな先輩もなんか可愛い♪
「あ!瑠華ちゃん、ここ寄らない?」
「いいですよ!」
先輩が指差した場所、それは、いつも学校に行く時と帰る時は必ず通る公園だった。



