*パパはヤンキー高校生*






沈黙が続く家路。

先輩は私の側を、爽やかな笑顔で歩いている。

私は緊張で心臓爆発しそうだよぉ〜///



「あ!!」


「ど、どうしたんですか?」



先輩はいきなり、「あ!!」と言って私を見た。



「君の名前、確か…瑠華ちゃんだっけ?」


「え?」


「君の名前だよ!高橋の友達なんだし、これからも学校で会うことはあるだろうし…名前、ちゃんと覚えておかなきゃって思ってさ」



うそ…
先輩にそんな事言われるなんて…


「は、はい!如月…瑠華です…////」


「瑠華ちゃんね!可愛い名前だねっ♪これからもよろしくねっ」




本当に、先輩の無邪気な笑顔は、心臓の鼓動を早める一方だ。




「よ、よろしくお願いします///」



先輩と、こんなに早く知り合いになれるなんて、夢にも思ってみなかった。

りー君に感謝!!!!