「お、あったあった。」 そして、その物をテーブルの上に置いた。 「こ、これ・・・・」 「これが証拠だ」 うそ・・冗談でしょ。 テーブルの上に並べられた2枚の紙。 "離婚届"と"婚姻届" そこにはちゃっかり、お父さんの名前や印鑑。 お母さんの名前や印鑑。 そして、柳下刹那という名前と印鑑。 ちゃっかり埋ってる。 しかも、本当にお父さんとお母さんの字だ。 私は、床に座り込んだ。