自分の気持ちに自信をもとう。


咲貴君が元気づけてくれた。

勝手に思ってるだけなんだけどね。


あれから…、




――また放課後な?




そう言って、あたしの頭を撫でて教室を出て行った咲貴君。


その何分か後にチャイムが鳴って、昼休みは無事終わったのだ。




「…お前ら、まだ喧嘩してんのかよっ!!」


啓があたしに言った。


休み時間も1人でいるあたしをおかしく思ったらしい。


「…………うん。」


シカトされるんだから、謝りようもないし…。


あたしの気持ちだって、分かってもらいたい。



「お前、もっと友達つくれよっ!!

ひかるは、何事もないよーに別な友達といるぜ?」


そこが問題なんだよっ!!