「別に。秀が世話してくれるでしょう」


素直な言葉が口から出ない。

でも、秀が世話してくれるなら、何度だって風邪をひきたいと思う。

秀がそばにいてくれるなら、病気だって治らなくていいと思う。


秀が好きだから。