「そろそろ部屋戻る」

「そうね。またあとで呼びに行くわね」


あたしが歩き出すと秀がついてくる。

医者っていうより執事みたい…。

「碧様はなにか欲しいものありますか?」

「何が?」

「クリスマスプレゼント」

考えてる間にあたしの部屋。

欲しいもの……

「お願い…」

「ん?」

「あたしのお願い聞いてくれる?」

「内容にもよりますけど」