高校入学当初、夏海は周りの女子から嫌われていた。 「夏海って中学の時、友達の彼氏とったらしいよ。アリサも気をつけな?」 そう周りの女子から念を押されていたにも関わらず、夏海を信用し友達になったのはあたしだ。 人見知りだったあたしに最初に声をかけてくれたのは夏海だった。 「よかったら一緒にお昼食べない?」 昼休み、一人でお弁当を食べようとしていたあたしに夏海はそう言って微笑んだ。 正直嬉しくて仕方なかった。 友達と一緒に食べる昼食は楽しくて。 あたしはすぐに夏海と仲良くなっていった。