10分足らずで帰ってきたユーヤはあたしに検査キッドを差し出した。 「場所は選んでいられません。公衆トイレで検査しましょう」 「でも……」 「いいから、早く」 今まで見たことがないくらいに鬼気迫る様子のユーヤにあたしは頷き公衆トイレに入った。 キットの小さな窓に線がでれば陽性。 でなければ陰性。 そしてすぐに結果は出た。