『すぐ行きます。待っててください』 ユーヤはその言葉通りすぐにアパートの近くにある小さな公園に現れた。 「……――先輩!何があったんですか?」 額に汗をかき呼吸の乱れたユーヤ。 慌ててこの場所まできてくれたんだろう。 そう考えると胸が苦しくなり目頭が熱くなった。 「突然ごめん。なんかあんたの声聞きたくなっちゃってさ」 「誤魔化さないでちゃんと話してください」 「彼とね、別れることにしたの」 絞り出すような声でそう言うとユーヤの表情が一変した。