「ねぇ、ユーヤ。前あたしに聞いたよね?神様はいるかって」 「うん、聞いた」 「やっぱりあたしいると思うんだ」 勝手かもしれないけど、こうして今ユーヤと一緒に笑い合っていられるのは運命のような気がして。 神様があたし達をまた結び付けてくれたような気がして。 「神様に感謝しないとだ」 ユーヤはあたしを抱きしめる腕に力を込めた。