「ねぇ、ユーヤ?」
「何?」
暗い部屋の中。
ベッドの中で抱き合いながらあたしはユーヤに問いかけた。
「あたしのネックレスに刻んであるのは24/7でしょ?ユーヤのネックレスは?」
ずっと気になっていた。
ペアであるネックレスの片割れにはなんと刻まれているのか。
「It think of you」
「どういう意味?」
「君を想う。24時間、7日間っていうのは365日のこと。毎日アリサを想ってるよって意味」
「そっか……」
急に目頭が熱くなり、ユーヤの大きな胸に顔を寄せる。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…