「毎日アリサがいたら、やっぱり……ね?」


「あたしがいると何?」


「それを言わせる?」


ユーヤは苦笑いを浮かべると、あたしの腕を掴みグイッと引っ張った。


「ずっとこうしていたくなる」


ユーヤはあたしの体に長い腕を回してギュッと抱きしめた。


その瞬間、自分の顔が一気に赤くなったのを感じる。


「アリサ……痩せたね?」


「そう?これでも少し太ったんだけど」


「ごめん……」


「何でユーヤが謝るの?」


「もう、絶対泣かせないから」


ユーヤはそう言うと、あたしの唇に優しくキスをした。