「そうだ!ユーヤ、一緒に住もうよ?」 そうすれば、ずっとユーヤのそばにいられる。 思わずそう口にすると、ユーヤは少し考え込んだ。 「あー……それもいいけど、ちょっと無理だな」 「何で?あたしと一緒に暮らすの嫌?」 「そういうんじゃなくて……色々大変だしさ」 「色々って?何が大変なの?」 眉間に皺を寄せて聞き返すと、ユーヤは頭をポリポリとかいた。