「あたしも……ユーヤがいないとダメだよ」 ご飯が美味しくないの。 よく眠れないの。 何をしていても楽しくないの。 ユーヤがいないと、 あたしはあたしじゃなくなってしまう。 「ずっとあたしのそばにいて?」 涙ながらに言葉を絞り出すと、ユーヤはあたしの涙を人差し指で拭いながら大きく頷いた。