「ねぇ、そろそろ起きてよ……?寝すぎだってば」 唇が震えてうまく言葉にならない。 その代わりに頬に涙が伝った。 「目が覚める保証はありません」 主治医は表情を固くしてそう言っていた。 その言葉をどうしても信じられなくて。 目の前で気持ちよさそうに眠るユーヤ。 今は少しだけ休んでいるだけ。 疲れていた体を癒しているだけ。 永遠にこのままなはずない。 でも、最悪の事態を考えると夜も眠れないほどに苦しくなる。