24/7~キミを想う~【完結】


「余計なお世話だと思われるかもしれないけど、ユーヤともう一度話し合った方がいいと思う」


アヤにはユーヤとの出来事を全て話してあった。


「ぶっちゃけさ、アリサもまだユーヤが好きなんでしょ?だったらもう一度……」


アヤの言いたいことはよく分かる。


でも、あたしは首を横に振った。


「あたし……ユーヤの話まともに聞いてあげられなかったの……」


「だったら今聞いてあげればいいんじゃない?」


「もう遅いの。あたしはユーヤを疑って信じてあげることができなかった」


ユーヤの泣き顔が未だに脳裏に焼き付いて離れてくれない。